社会福祉法人 双葉会 特別養護老人ホーム野田の郷は、鹿児島県出水市で各種介護サービスをご提供しています。

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社会福祉法人双葉会 野田の郷
〒899-0502
鹿児島県出水市野田町下名4975番地2
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FAX.0996-84-3163
サービス付き高齢者向け住宅 野田の郷天神
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TEL.0996-79-3022
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029773
 

理事長挨拶

 

挨拶

挨拶
 
來仙隆洋理事長
 
  双葉会のホームページへようこそ。
私は社会福祉法人双葉会の理事長を賜っております來仙です。
 

  新型コロナウイルス感染症により、日本の企業活動が、大

な打撃を受けた。そのような中で、明るい兆しを感じさせ

のが、DX(デジタルトランスフォーメーション)への取組み

である。DXについては、経済産業省が次のように定義してい

る。「企業がビジネス環境の激しい変化に対応し、データと

デジタル技術を活用して、顧客や社会のニーズを基に、製品

やサービス、ビジネスモデルを変革するとともに、業務その

ものや、組織、プロセス、企業文化・風土を変革し、競争上

の優位性を確立すること」と、やや抽象的に記されているが、

具体例としては、ズームといったオンライン会議の、プラッ

トフォームの利用が急拡大し、テレワークが日本の新常態

 ニューノーマル)になりつつあることなどが、挙げられる。

菅新政権発足後、デジタル庁が創設され、DXが、加速度的に

進められる可能性は、高い。

 

 介護の現場のデジタル化に注目すれば、①介護サービスに

おけるロボット・センサー・AI等の導入②行政に提出する文

書やケア記録等のICT化の推進③ビッグデータを使用した介

護サービスの効果の正確な測定に関して、全国の介護事業所

から、報告書が、国へと提出をされている状況である。その

一部として、介護ロボット導入が、「見守り」「移乗支援」

「コミュニケーション」で、確実に実績を重ねているようだ。

 我々の施設も、センサー等が活躍し、スタッフの信頼を得

るに、至っている。しかしながら介護事業所にとってのDX

導入が、業務効率化のためのデジタル化を目的とする、と捉

えるのは、誤認である。介護される人にとって、施設とは、

「大切な生活の場」に他ならない。その場が、潤いや喜びで

満たされるように、DXが活用されることに、大きな意義が

ある。それはつまり、介護される側が、DXに何を求め、期

待を寄せているのか、介護する側が、繊細に読み取り、具

体的なアイデアに結び付けるという、両者が協働して、価値

創造のプロセスを模索することに、他ならない。

 

 DXの推進に関しては、我々の法人としても、短視眼的な

目線ではなく、長期的な展望のもとに、知識創造を通して、

双葉会にしかできない、未来像を描きたいと考えている。そ

の為には、デジタルリテラシーに能力を発揮する、人材の育

成に、取り組まねばなるまい。

 

                    2020年10月
 
 
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